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2005.01.11

<青色LED訴訟>和解成立 日亜が8億4000万円支払い

Yahoo!ニュース - 社会 - 毎日新聞

 青色発光ダイオード(LED)の発明者、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(50)が、勤務先だった精密機器メーカー「日亜化学工業」(徳島県阿南市)に発明対価を請求した訴訟の控訴審は11日、東京高裁(佐藤久夫裁判長)で和解が成立した。
ま、技術者としても、元特許部員としても、注目してたわけなんだけど。

以下は完全に私見。他意はないので適当に読み飛ばしてください。

僕の意見として、この件、どっちかというと、日亜の勝ちに近いような気がする。だって、青LEDの価値って、現在までの価値ではなく、これからのほうが高くなるだろうことが容易に想像付くもの。それを8億とは言え、定額に収めたところに意義がある。一審判決の200億はともかく、今後のロイヤリティとして、変動する部分を残しても良かったのでは。法人対法人では、「売り上げの○%」という結着も多いのだから。

中村さんは「まったく納得してない」と、おっしゃっていたが、そうだろうと思うよ。

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コメント

TB先も見てきた。喧々囂々、いろいろ意見ありますね。8億もあればいいんじゃないの、と言う論あり、世紀の大発明なんだからもっとあって然るべきだった、などなど。

でも、僕の意見は揺るがない。過去分、将来見据えて、特許権が切れるまでの「ロイヤリティ」として対価は払うべきだし、それが年代によって対価が変わるのは当然だ。特許部にいたからそう言う考え方が定着しているのかもしれない。

そう考えるとだ、そもそも「200億」と定額で提訴しちまったのが失敗だったかも知れないなぁ、と思ったりはするが・・・。

投稿: なゆ | 2005.01.11 22:53

日亜青色発光ダイオード事件に新事実発覚です。
技術範囲の判断は出願時点の法律が適用されなければなりません。裁判官が、法律の適用を誤った可能性があります。

http://spaces.msn.com/members/neotesla/Blog/cns!1pXy4eBBqqVmNJezwUwyGpFg!109.entry

投稿: ネオテスラ | 2005.05.25 16:34

特許法70条第2項ですか。
特許の技術範囲の外延は明細書【詳細な説明】にて定めることになった、いわゆる「96年法」ですね。
確かに、それだと、それ以前の出願には当てはまらないですから、この判決は無効と言えますな。

これが覆るようだと、いろいろと影響ありそうですね。

僕の主張は、もとからその訴状の主文を「特許利益の○○%を毎年払え」にするべきだ、ということです。それで最初から押していれば、この判決の如何に関わらず、そのパーセンテージはとれるということだったんです。そうなっていれば、ここで判断が変わろうとも、もらえる額は変わっても、こっちの判決には影響なかったんじゃないかなぁ、と、そう言う趣旨でしたので・・・。それが訴状として認められるかはまた別問題として・・・。

投稿: 刹那由他 | 2005.05.25 21:13

刹那由他様
そうなんですよね。判決文が利益の何%とか、発行済み株式の何%のストックオプションを与えよ、とかだったら合理的ですよ。でもそんな訴状書けるんですかね?
専門家のところにTBしてみませんか?

投稿: ネオテスラ | 2005.05.28 09:59

ありゃりゃ、いわゆる「96年法」の特許法70条第2項が適用されないのなら、私の1993年出願特許の裁判も「96年法」が適用されちゃあいけないんですよね。自分の裁判も覆る可能性があるわけですか。自分のことに気付かないって、自分ってバカですね。

投稿: ネオテスラ | 2015.02.02 18:53

どもです。

えーと、どうなんでしょうかね。
最初の特許を見てみると、実は和解の時点でも、
「ツーフロー」は、制御が難しく、
またスピン積層は既に開発されていて、
実は「ツーフロー」は使用されてないわけですよ。
事実そのあと、日亜は件の特許の権利更新してませんしね。(「嫌がらせ」とも取れますが)
で、高裁では彼のすべての特許に網を広げたわけですが、
今思うに、実はそこがいけなかったのでは、という感じがしています。
つまり「ツーフロー」と「その他の特許」は統合せずに、
あくまで別で考えるべきだったのでは。

考察しだすと、このへんは止まらない・・・(^^ゞ

投稿: 刹那由他 | 2015.02.04 23:13

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