ライナーノーツ

2012.11.03

瀬木貴将「マチュピチュの夜明け(EL AMANECER DE MACHU PICHU)」

Track List
1.Inka
2.マチュピチュの夜明け
3.コンドルの記憶
4.ハチドリのダンス
5.アタワルパ
6.ウルバンバ川
7.Inka "SOLO DE QUENA ver.”

瀬木貴将さんという、サンポーニャ・ケーナ奏者の演奏。

実は、今日、山梨県立考古博物館で、マチュピチュ「発見」100年記念の「インカ帝国展」を見てきたんだけど、その中で、所々でビデオを流していたんだけど、その映像の中に流れる音楽が、心地よく聴けて、売ってたらいいな、と思ってたんだ。見事に出口で売ってて、お買い上げ〜。

基本的に、ボリビアで活動してらっしゃるそうで、日本での活動開始は1995年から、ということみたい。全部聴いたけど、サンポーニャ・ケーナの幅広い演奏に感動。何と言ったらいいか、ジャンルにとらわれない感じで、すごく聴きやすく、わかりやすい、だけど深い、って感じかな。

え?インカ帝国展自体はどうだったのかって?いや〜知らないことがいっぱいわかって、すごく興味深く見られたよ。家族の誰よりも、長く見てたかもしれない。

PS. サンポーニャ・ケーナって書いたからって、これがひとつの楽器ではなく、サンポーニャとケーナは別の楽器である。念のため。

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2012.08.02

ASIA「XXX」(Delux Edition CD+DVD)

Track List

1.Tomorrow The World
2.Bury Me In Willow
3.No Religion
4.Faithful
5.I Know How You Feel
6.Face On The Bridge
7.Al Gatto Nero
8.Judas
9.Reno(Silver and Gold) -Bonus Track
10.Ghost Of A Chance
11.I Know How You Feel(Midnight Mix) -Bonus Truck-

個人的にはちょっとびっくりな、オリジナルASIA復帰第3弾。大概の場合、再結成復帰後のアルバム連発ってあまりないし、特に、ハウとダウンズが、去年YESに参加(というか復帰)したこともあって、この4人でまたやることはないように、勝手に思い込んでいたから。でも、良く考えたら、1st「ASIA」を出してから、今年は30周年なんだ。「XXX」といえばローマ数字で「30」だし、そういうことで一つ、かな。

ところで、そのYESの方は、新しいボーカルのはずだったベノワ・デイヴィッドが病気で脱退とかわけわかんない(^^ゞ。今は、ジョン・ディヴィソンがボーカルを勤めているそうだけど、このユニットで、何か出す気はあるのかな?

まぁいいか、で、ASIAに話を戻して、2年ぶりに出た「XXX」だけど、再結成第1弾「Phoenix」や第2弾「OMEGA」と比べて、更にこなれたという雰囲気だ。変な力は抜けてるね。もちろん、若さというか、自我のぶつかり合いというか、音でそれぞれの個性が張り合っていた1stや2ndのパワーというか勢いは感じられない。音の構成や、使い方も効果的だ。ウェットンの声がハイトーン側に戻ってきて、張りも出てきた。「エイジアはエイジアだよ」という「個性」も感じられると思う。巷ではいろいろ不評も多いけど、じっくり聴いたらいいと思う。僕の中では再結成後では一番の出来と思える。

どう言ったらいいのか、ハウとダウンズがYESに行って来て、ASIAについて考えた時に、「YESと同じ事やってもダメだろ」って思ったんじゃないかって感じで、それが良かったのかもしれない、と個人的には感じる。とは言え、「OMEGA」よりは長めの曲が入ってるし、そのほうが曲の起伏はやや大きくなるようだ。そもそものエイジアが「5分でプログレの盛り上がりを目指す」バンドだったのだが、6分なら許容範囲か?(笑)

国内盤は、「Faithful」のオーケストラバージョンがボーナスとして入ってるけど、いくらなんでもその一曲だけに3000円の追加投資はさすがにムリと思った(いや、デラックス・エディションじゃなくて、DVDなしの通常版にすれば・・それでも600円差が出るし、CD同士だったら1000円だし、破格すぎる(^^ゞ)ので、それが入ってない外盤で入手。そっちはそのうち単独でダウンロード購入できるだろう。とりあえずさっき見たら、AmazonのMP3ダウンロードには入ってなかったりするんだけど・・・(^^ゞ。

しかし、11曲目はともかく、途中の9曲目に、また微妙に毛色の違うボーナストラックが入ってる。こういうのはちょっといただけないなぁ、とOMEGAの時にも書いたはずだが。

いや、単独で聞けば、決して悪くはない。ただ、アルバムの流れを途中で切るようなボーナスの入れ方が納得出来ないだけで。今はアルバム単位で曲が売れるような時代じゃなくなっちまったけど、それでもね。

こんなところかな。徒然と、思いつくままに書いたので、まとまりはない。ここまでお付き合いいただき、どうもありがとう。

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2012.05.30

ULTRAVOX 「BRiLL!ANT」

1.LiVE
2.FLOW
3.BRiLL!ANT
4.CHANGE
5.RiSE
6.REMEMBERiNG
7.HELLO
8.ONE
9.FALL
10.LiE
11.SATELLiTE
12.CONTACT

ミッジ・ユーロがいた、第2期ULTRAVOXの、「U-VOX」以来、実に26年振りのアルバム。

ULTRAVOXは、第1期のジョン・フォックスや、第3期の実質ビリー・カーリーのプロジェクトだった時代という感じには、分けられる。それぞれ傾向がかなり違うので、何を持ってULTRAVOXと呼ぶかは人によって違うと思われるけど、少なくとも、コマーシャル的に一番成功したのは、このミッジ・ユーロがいたニュー・ロマンティックな時代であることは、おそらく異論があるまい。

そんな第2期ULTRAVOXの新譜。Amazonでは、予約した時には「6月中旬リリース」とか書かれてたので、予約だけかまして油断してたら、いきなり28日に来たので驚いた(^^;)。それぞれのタイトルが1語なのが特徴的。基本大文字で「I」が小文字だったり「!」だったりするのが視覚的に狙いだと思うので、そのまま写し込んでみた。

一般的には、「◯◯年振り再結成!」と言われたバンドで、うまく行った例は少ない。長く続けているのとは違う難しさが「再結成」にはある。長く続けていれば、初期のイメージと変わっても、それは「流れ」と解釈される場合もあるのに対し、「再結成」には、以前のイメージをどうしても求めてしまう。でも「全く同じじゃイヤ」とか、わがままなんだよ、みんな(^^ゞ。

そうなると、時の流れは時に残酷で、特にヴォーカルには厳しいものがあったりする。そういう意味では、このULTRAVOXのミッジ・ユーロも例外というわけではなく、声の張りとか、高音域の声量とかに「う〜ん、やはり」という部分はある。そういうのをあまり感じさせないのって、ジョン・アンダーソンくらいしか、僕は知らない。

ただ、全体としては、「第2期ULTRAVOX」としては、あの頃のイメージの再生には、まぁ成功してると思う。で、やっぱりドラムは「U-VOX」のときのマーク・ブレゼジッキー(ビッグ・カントリーのドラマー)よりは、オリジナルのウォーレン・カーンのほうがいいよね、ってことに収まる感じはする。いや、あれはあれで、ボリューム感があって面白かったと思うけど、やはりファンが求めるモノ的には、ウォーレンのシャープなシンセドラムのほうが合ってるだろうって話。

でも、あの頃のパワフルさはないかなぁ。イメージも「大人の落ち着き」って感じ?11あたりで「ややそれっぽい」のが来たが、これは「当時」を狙いすぎな感が見えて、「あざといよ」とか逆に思ってしまうのが、聴く方も「ひねくれてる」からだろうなぁ(^^;)。

でもまぁ、元気そうだとわかっただけで、良かったってことかな。聴きこんでみないと良さがわからない部分もありそうなので、イメージは変わる可能性あり。でも、初見では、それほどがっかりさせられなかった点は評価できるかも。「それ」で判断されてしまうっていうのが「再結成」の哀しさか。

売れるかどうかという軸で考えると、昔のファン以上の層には、広がらないだろうな。そこはかとなく残念だけど・・・。

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2012.01.15

Fly From Here

去年の6月くらいに出て、10月に購入手続きをしたのに、CDが来たのは今日って、ほんとに、最近はCDは売れてないんだなぁ、と思わせる。

それはともかく、一応Yesの新譜。

2009年にボーカルのジョン・アンダーソンが病気から抜けることになって(今は回復してるんだけど、なぜだか復帰を拒絶されたらしい)、ボーカルはベノワ・デイヴィッドに変更になっている。メンバーチェンジが頻繁に行われるこのグループだけど、今回はクリス・スクワイヤー、スティーブ・ハウ、アラン・ホワイト、ジェフリー・ダウンズとなっている。

このメンツだと、80年代の「ドラマ」のころのラインアップってことになる。ASIAにいたハウとダウンズがこっちに来てるってことは、またASIAは活動が止まったかな?で、トレヴァー・ホーンがプロデュースをしてるんだけど。

事情があって、クルマの中で聴いただけなんだけど、ベノワのボーカルは、もちろんジョンのそれを充分意識してるのだろうけど、なんか「コピー」の域から脱していない感じだし、ジョンの声質よりも基本が低く、ボリュームも倍音も、ジョンほどのパンチが感じられないのが第一、トレヴァーのプロデュースの割には、それっぽく感じない(「90125」ほど音をいじってない)のが第二。

第一のポイントは、Yesとしてはやっぱりマイナスだが、第二のポイントは、Yesのバックスの雰囲気を壊していないのでOK。

で、結局は全般として、「なにか物足りない」というのが正直な感想だろうなぁ。ジョン自身も同時期にソロ出してるので、そっちを聴いてみるか、っていう感じ。そっちも待たされたり、しないだろうな・・・(^^ゞ?

今回はここまで。お付き合いいただき、どうもありがとう。

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2012.01.04

HHH

「輪るピングドラム」のユニット(でも結局「実現」してないのよね)トリプルHの挿入歌、及びED曲集と言ったらいいのかな。

結局思いっきりiTunesで購入、2000円だけど、CDで買うとなったらその1.5倍の値段がかかるので、それはそれでOKなのでは、と納得。

それぞれが、もともとARBのナンバーのリメイクになるんだけど、25年近く前の曲をなんでここで使用することにしたのかは、よくわからない。でもまぁ「ウテナ」のときもその音楽にはこだわりと統一感があった幾原さんのことだから、この選曲もそれぞれに意味があるのだろう、と。

原曲が二昔前なら、味付けも一昔前のアイドルユニット風。それでも劇中、あるいはEDとしてはマッチしてる感じはあった。でもま、やっぱり1曲目の「Rock Over Japan」がキャッチーだし、つかみはOK、ってところか。

本編は、やっぱり相変わらず難解なアニメだったし、演出が本編を置き去りにする手法も相変わらずだった。でも最後に一つの結論を一応は出したところは、続く前提のラノベベースのアニメよりは好感だったかな。こういうオリジナルアニメがまた増えてくればいいような気が・・・って音源の紹介じゃないじゃん(^^;)。

ま、全般的に80年代を感じさせる出来なので、僕には良かった、ってことで。

ここまでお付き合い下さって、どうもありがとう。

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2010.11.03

「OMEGA」

Track List

1. Finger On The Trigger
2. Through My Veins
3. Holy War
4. Ever Yours
5. Listen Children
6. End Of The World
7. Light The Way
8. I’m Still The Same
9. There Was A Time
10. Drop A Stone (日本盤ボーナストラック)
11. I Believe
12. I Don’t Wanna Lose You Now

今年4月だから、もう半年前に出た、オリジナルメンバーエイジアの復活後の2枚目。復活1枚目の「Phoenix」が、エイジアらしいような、エイジアにしては思い切りが悪い長めの曲が入ってたり、アレンジもなんか普通にプログレ的で、う~ん、と思ってたので、このOMEGAも買うのをちょっと躊躇してたんだけど、半年たって聴いてみて、失礼しました、と思ったので、今回は「ライナーノーツ」カテに放り込んでみるか、と。

とは言え、12曲入っていて、だけどボーナストラックが10曲目っていうのはどうなんだ(^^ゞ。しかもアルバム全体の構成から考えても今一つしっくり来てない曲だけど。まぁそういう疑問はありながらも、それでも今回はエイジアらしい短めの曲でまとめてきたと思う。

1.はウェットン/ダウンズの二枚目にも収められていたものだけど、アレンジ的にはフルメンバーエイジアのこっちの方がいいと思う。やっぱりエイジアはこの4人でなきゃ、って感じ。

まぁ、アルバムに収められてる写真とか見ちゃうと、うぉ、みんな年とったぜ、とか思っちゃうし、ハウなんか好々爺?って感じになっちゃってる。ウェットンのボーカルも、確かに80年代のあの頃からすれば高音部の伸びとかパンチは弱くなったけど、それでもエイジアのノリは変わってないっていうか、Phoenixから修正されたという感じがする。

これでみんな還暦近いんだよねぇ(^^ゞ。それでこの出来、素晴らしいと思う。

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2010.08.29

珍しくきれいに終わった仮面ライダーW

平成仮面ライダーって、なんかこう、最後がうやむやだったり、終わったような感じがしなかったり、最後は映画を観ろだったり、どうにも締まりが悪かった記憶しかないのだが、今回は、なんとかきれいに終わらせたなって感じだ。

次の仮面ライダーが来週から始まるけど、まぁ子供たちは見るのだろうけど、そして彼らに乗っけられるように見ることになるのだろうけど、どんな感じになるでしょうかね。

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2010.08.10

シャーロック・ホームズ

2009年の映画。DVD化され、レンタルにも出てきたので、観てみることに。あんまり前情報を得ちゃうと面白くないので、最小限に。

事件自体は、ドイルの原作にはなかったよね、これ。一応全部読んでた、と思うけど。登場人物的には、役者は揃ってたけど、これは、続編を考えてのことかと。メアリーについては、「四つの署名」で面識あったのでは。まぁ細かいことは良いか。

面白いのは、ホームズがこれまでの解釈と違うところかな。服装はホームズと言うより、う〜んなんだろう?髪形もぼさぼさだし、全然構わない感じ?で、体術がすごいことになってる。観察力で作ったシナリオ通りに体が動く、と。そりゃちゃんと鍛えていれば、強いだろう、と納得させる格闘場エピソード付き(笑)。

ま、原作読むと確かにボクシングはプロ並という下りはあったし、「まだらの紐」あたりでも部屋へ入ってきた男に二つに折り曲げられた火かき棒を元に戻してしまうエピソードとかもあって、力もあるところは見せているが。原作でも「バリツ」ってなんだろう状態だったけど(^^;)。薬物中毒という下りもあったっけ。そういう意味ではこのぶっ飛んだ感じのホームズと言う解釈も「あり」か。

映像は中世のロンドンだし、映像は暗めで、これだとプラズマの方がきっと良い感じで色が出るんだろうな。まぁウチのディスプレイは今でも28型のCRTだ。解像度はともかく、発色は悪くない。

話は面白かったよ。ホームズが知能でと言うよりはむしろ力ずくで事件を解決っていうのがある意味新鮮で面白かった。これは続編あるな。

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2010.01.24

「The Alan Parsons Project That Never Was」(2010年1月書き直し)

Track list
1. Golden Key
2. Nothing Can Change My Mind
3. Rumour Goin’ Round
4. Any Other Day
5. I Can See Round Corners
6. Steal Your Heart Away
7. Along The Road Together
8. Somewhere in the Audience
9. Train to Wuxi
10. Immortal

と、ここまで機械的に書き込んだけど、ここで、どうしたものか、考え込んでしまった。取り敢えずは、トラックの話はひとまず置き、やはり個人的な話から始めることにしようか。

これまで、僕は、ここで音楽の話を意図的に避けてきた。この5年半で、4ヶ所のブログを転々とし、そろそろ2500のエントリー数になるのだが、音楽関係のエントリーはせいぜい両手で数えきる程度しか存在しない。個人的にその話題は封じてきたから。

理由はいろいろあるのだが、自分が音響メーカーに勤めているというのも大きい。オーディオの部署にいなくても、一応は「プロ」なのだ。そういうつもりで話をしなければならない、と思ってる。ま、そこは姿勢の問題だ。そう言う意味では音楽のジャンルやアーティストに対してはできるだけ「中立」でありたいと思う。

でもまぁ、人である以上は、どうしても避けられない「好み」という物が存在する。ここで、音楽は自分の聴きたいものを聴くのであって、しかし自分の聴きたいものが、他人の聴きたいものには、根源的に合致しない、ということが表面化する。他人に自分の好きなジャンルを力の限りにお勧めしても、相手が「これは違う」と感じたらそこまでなのだ。それはもう、イヤになるくらい何度も経験があるから。

なんて、したり顔で話をしたところで、僕の音楽の嗜好の中核を占めていた方が亡くなったのだ。ここは封印を解かせてもらって、ある程度突っ込んだ話をするのを許していただきたい、と思う。

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2010.01.01

あららららららら・・・

「ディープ・グリーン」の第4巻を買ったら、Mi!Chaoが閉店につき最終巻って、ひどい。全然終わってないって、これ。

もったいないなぁ、なんとかならないかなぁ。先が絶対気になりますって。

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